シリーズ 本気で地方創生 保養地型特養実現か 杉並区が南伊豆町で建設へ
住宅新報 2014年10月28日 号 11面
連載: 本気で地方再生
シリーズ第2弾は東京都杉並区(田中良区長)の取り組み。同区は静岡県賀茂郡の南伊豆町に、区民のための特別養護老人ホーム(特養)を整備する計画を進めている。いわゆる「保養地(移住)型特養」だ。用地不足の区内だけでは整備が追いつかないということもあるが、自然に恵まれた温泉地で療養すれば自立度が高まる可能性もある。一方の南伊豆町にとっては、雇用や消費が増えるというメリットがある。しかし、法律上の壁もあり、実現するのは簡単ではない。現状を取材した。 (本多信博)
全国初の試みに
自治体が地元住民のための特養を、遠く離れた他の圏域に建設した例はまだない。実現すれば全国初である。
地価が高い都内は高齢者施設が整備しにくいが、地方の土地を利用することができれば、〝介護待機者〟を少しでも減らすことができる。では、何が〝壁〟になっているのだろうか。












