LIFULL調べ 単身高齢者の施設探し 4割が70代までの問い合わせ

LIFULLグループのLIFULL seniorが運営する老人ホーム・介護施設検索サイト「LIFULL介護」は5月20日、「おひとりさま高齢者の施設探しに関する実態調査」の調査結果を公表した。2024年6月1日から26年4月3日までの期間に、同サイトに寄せられた問い合わせから一人暮らしの入居予定者(=おひとりさま)データを抽出し、子世帯と同居している入居予定者と比較したもの。一人暮らしの入居予定者の問い合わせ割合は、今年4月で29.5%と、24年6月時と比べて3%以上増加した。
問い合わせ時の入居予定者の介護度について、単身者と子世帯と同居している場合を比べたところ、要介護3以上の割合は単身者が4.5%、子世帯と同居している場合は21.0%と、単身者の4倍以上に上った。単身者の約6割が「自立」(介護が必要ではない)状態で問い合わせをするなど、介護が必要ではない状態のうちに施設などへの住み替えを先んじて検討していることが判明した。
入居予定者の年齢については、子世帯と同居している層で70代までの割合は25.1%だったが、単身者は70代までが4割を占めるなど、単身者は早期に施設検討をしていることが分かった。
検討している施設の月額価格帯を比較したところ、単身者の4割が15万円以上の施設に問い合わせていたが、子世帯と同居している入居予定者の場合、10万円未満の施設に問合せが集まるなど、単身者の方が、比較的高価格の施設へ問い合わせる傾向が見られた。
同サイトの小菅秀樹編集長は、今回の調査結果について、子供に任せず、本人主導で情報収集し、将来を見据えて検討する傾向を指摘すると共に、「老人ホーム探しが『介護のために入る場所』から、『生活の不安を解消し、自分らしく暮らす住まい』へ変わり始めていることが見えた」とコメントした。






















