新たに大田区と北中城村の歴史まちづくり計画を認定 国交省ほか

国土交通省、農林水産省、文部科学省は、東京都大田区及び沖縄県北中城村の「歴史まちづくり計画」(歴史的風致維持向上計画)を連名で認定することを決め、5月20日に概要を公表した。認定は5月22日付で、同日に国交省で認定式を開く。「歴史まちづくり法」に基づく制度で、今回の認定により、全国の認定都市数は計102都市となった。
大田区では、池上本門寺で700年以上続く伝統行事「御会式(おえしき)」を始め、都内で唯一継承される「禰宜(ねぎ)の舞」、民俗芸能の「水止舞(みずとめまい)」といった伝統行事や祭礼が受け継がれているほか、東京23区最多の銭湯文化、「洗足池」の景観保全、日本考古学発祥の地として知られる「大森貝塚」などにより、地域固有の歴史的風致が形成されている。同計画では、そうした固有の歴史的資産の保存・活用の推進や認知度の向上等により、歴史的風致の維持・向上を図る。
また北中城村では、世界遺産である「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の構成資産の一つ「中城城跡」を代表とした古城周辺の取り組み、「旗スガシー」等の祭祀活動、「エイサー」等の民俗芸能という3分野により、地域固有の歴史的風致が形成されている。同計画により、官民協働による重点区域の街づくり方針の作成、建造物の維持・保全、「グスク」(城塞的遺構)の詳細調査、空き家・空き地活用の検討といった事業を推進し、歴史的風致の維持・向上を目指す。
関係各省庁は同法に基づき、各計画の実現へ向けた取り組みを支援する。
(写真) 北中城村で旧盆行事の後に行われる悪霊払いの行事「旗スガシー」(農水省公表資料より)


























