地理空間AI基盤を開発 ジオテクノロジーズ

ジオテクノロジーズ(東京都文京区)は、地理空間データを活用したAI(人工知能)プラットフォーム「GeoTechAgent」の提供を開始した。不動産や建設分野での立地の分析や意思決定支援への活用を想定している。
同プラットフォームは、地図データに加え、人流データや購買データ、画像データなどを統合し、空間と状況に応じた分析ができる。商業施設の出店判断時の商圏分析や、物流・都市計画の交通動線の最適化など、多様な用途での利用を見込む。特徴は、位置や地形、時間帯といった地理的要素を組み合わせて解析できる。都市の混雑状況や人の流れなど変化する街の状況を踏まえた判断を支援する。従来の静的な地図情報に加え、リアルタイム性の高いデータを活用することで、エリア価値の評価や開発計画の高度化につながる。AIの判断過程を可視化する機能を備え、分析結果の根拠を確認できる。国土交通省などが推進する「ジオAI」の取り組みにも関連資料を提供しており、今後は都市インフラや不動産分野での活用拡大が期待される。
同社は約30年にわたり地理空間データを蓄積しており、これらとAIを融合した「デジタルミニチュア」構想を推進している。現実空間をデジタル上で再現し、開発や都市運営における高度な意思決定を支援する基盤として展開していく。






















