三菱地所など 都内で「空飛ぶクルマ」の飛行実証 4年後の市街地運航見据え

東京都江東区の東京ビッグサイト駐車場で2月24日、「空飛ぶクルマ」の実運用を想定した飛行実証が行われた。30年の市街地での商業運航を見据え、三菱地所と兼松、SkyDriveが、東京都と連携して実施した。実際の旅客利用を想定したターミナルを設置し、チェックインから登場直前までの一連の運航オペレーションを検証したのは国内初の取り組みという。
三菱地所丸の内業務企画部の土山浩平氏は、「都心部には離発着場所に使えるようなまとまった平地はない。商業運航に向けて、大手町などの都心ビルの屋上を活用することを検討している」と都心での運航を視野に説明した。
今回の飛行実証は、三菱地所らが、東京都の「空飛ぶクルマを活用したサービスのビジネスモデル構築に関するプロジェクト」の事業採択を受けて、実施したもの。トレーラーハウスを活用したターミナルで顔認証チェックインや保安検査などの一連の流れを確認。その後、自動制御とリモート操縦による無人飛行で、デモフライトが行われた。SkyDrive製の機体が駐車場から飛び立ち、海上13メートルの高さまで浮上し、そのまま毎秒4メートルの速度で海上を150メートルほど移動した。飛行時間は3分30秒。
「空飛ぶクルマ」とは、自動車のように日常的に空の移動ができることを目指した航空機。電動のためヘリコプターなどと比べて騒音を低減できる、垂直離着陸ができることで離着陸時に必要な面積も小さく都市部やビルの屋上などに設定可能といった特徴がある。






















