介護と美容を融合させた「介護美容」事業を手がける Mi Fleur(ミ・フルール) は、設立から2年を迎えた。関西圏を中心に不動産開発・住宅供給を行うサンユー都市開発のグループ会社として、ネイルケアやハンド・フェイシャルトリートメントなどの介護美容サービスを通じ、高齢者に心身の癒やしを届けている。高齢者にとって介護美容は、身体機能の維持に加え、外見を整える喜びや人と触れ合う時間を通じて、心の活力や自己肯定感を育む役割も果たす。
同社は、こうした介護美容の価値を介護の現場に取り入れることで、高齢者の生活の質(QOL)向上につなげている。マネージャーを務める福間絵梨さんは、「介護が必要な方や高齢者にも、心身ともに前向きになれる時間を届けたい。人生の最後まで、美しく生きる幸せを感じてもらいたい」と語る。
現在は、介護施設や高齢者施設を訪問する出張型の介護美容サービスを展開。ネイルケアやハンドトリートメントなど、介護美容に関する専門資格を持つスタッフが、入居者一人ひとりの身体状況や体調に配慮した施術を行っている。医療行為や介護行為には該当しないものの、施設側の負担を抑えながら入居者のQOL向上に寄与する取り組みとして、期待が高まっている。
福間氏は「介護の現場に寄り添いながら、無理なく継続できる介護美容のサービスモデルを構築していきたい」と意欲を示す。今後はグループの強みも生かしつつ、地域密着型の事業展開を進めていく。



