センチュリー21・ジャパン(東京都港区、高坂勇介社長)は、明海大学不動産学部との産学連携協定に基づき、10月に特別講義を実施した。テーマは「金融」「経営」「投資」の三本柱で、不動産業界の実務と知識を学生に伝える狙いがある。
第1回は「土地と建物と金融」をテーマに、同社の園田陽一顧問が登壇。長年の業界経験を基に、不動産取引を支える金融の仕組みや市場動向について解説した。また、第2回「土地と建物と経営」では、マルヨシ(埼玉県越谷市)の小山哲央代表取締役が、地域密着経営の実践や人材育成の重要性を語った。同社はセンチュリー21加盟店として、全国約940店舗の中で賃貸売上げ15年連続1位を達成している。
最終回「土地と建物と投資」では、センチュリー21加盟店、フォステール(奈良県奈良市)の岸川悦也代表取締役が登壇。古民家再生事業などの取り組みを通じて、不動産投資の成功・失敗事例や地域再生への展望を紹介した。
センチュリー21・ジャパンは今後も明海大学との連携を深め、インターンシップやキャリア支援などを通じて、次世代の不動産人材育成と業界の発展に貢献していく考えだ。




