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世界ろう者柔道選手権日本代表に佐藤正樹選手 ケイアイスター不

 ケイアイスター不動産のパラ競技者による「ケイアイチャレンジドアスリートチーム」に所属する、ろう者柔道(男子 66kg級)の佐藤正樹選手が、4月10~15日にカザフスタンで開催される第2回世界ろう者柔道選手権大会の日本代表選手に選出された。佐藤選手は21年10月にフランスで開催された前回大会で準優勝、翌22年にブラジルで開催された夏季デフリンピック競技大会で5位に入賞した。

 約1年ぶりの実戦という今回の選出に当たり、佐藤選手は「女子デフフットサルの皆さんが世界大会で優勝して良い刺激を受けました。続けて自分も世界一を獲れるように頑張ります!」とコメントしている。

 「ケイアイチャレンジドアスリートチーム」は「日本一挑戦するアスリートチーム」を理念に掲げ、19年4月に発足。現在はデフフットサル、デフサッカー、ろう者柔道、車いすバスケットボール、車いすバドミントンの各競技のパラアスリート9人が所属。トレーニングと競技を続けながら、社内研修の講師や商品開発に携わると共に、イベントや体験会など、パラスポーツ認知向上のための啓もう活動を展開。これまで、埼玉県本庄市を中心に県内外の企業や自治体、教育機関などと連携した体験会や同社によるパラスポーツの冠大会開催などを通じ、延べ1200人以上の参加者に体験の機会を提供している。