「環境不動産認証」の取得がビルの資産価値を高める estie・価値総合研究所

商業用不動産データ分析基盤「estie マーケット調査」などを提供するestie(東京都港区)は価値総合研究所(東京都千代田区)と協働し、オフィスビル賃料のグリーンプレミアム(温室効果ガス排出の有無の差分)に関する共同分析結果を発表した。
同分析の結果、環境性能認証を取得している物件は、環境性能認証を取得していない物件と比べて、約7・1パーセントの「プレミアム」が存在することが示唆されたという。
今回の分析結果は、2023年12月開催の第9回不動産ESGセミナー「持続可能な社会に向けたわが国不動産におけるNetZeroへの取り組み~GRESB結果発表と脱炭素の新潮流~」で発表した。
近年、ESG(環境・社会・管理体制)投資の関心が高まっている。同セミナーはその背景に、先進的な取り組みを推進している事例を紹介している。その講演の一部で、estieが提供したデータを用いて、「オフィスニーズの潮流と賃料のグリーンプレミアムについて」をテーマに、オフィス市場での環境不動産認証の取得による効果検証の結果を示した。
同検証の結果、環境不動産認証を取得している場合、募集賃料は約7・1パーセント高くなり、募集期間は27・4パーセント程度短縮するそれぞれの傾向が見られた。そのため、オフィス市場では、ビルの環境性能を高め、環境不動産認証を取得することがビルの資産価値を高めることが分かった。






















