政策

国土交通データプラットフォームの機能を拡充、スマホからの利用も可能に

 国土交通省は同省が保有するデータと民間等のデータを連携し、一元的に検索・表示・ダウンロードできる「国土交通データプラットフォーム」の構築を進めている。

 同省は9月25日、同プラットフォームを機能・拡充した新バージョンに更新した。
従来バージョンは、利用者側がデータの連携を図る際、同プラットフォーム上から、必要な情報を検索し、そのデータを利用者側のシステムに取り込む煩雑な作業が必要だった。

 新バージョンでは、利用者側は同プラットフォームと連携している各データにリアルタイムでアクセスできるようになり、一括でデータを取得したり、毎週の更新作業も自動化できるようになった。

 更に同プラットフォームはパソコンからだけでなく、スマートフォンやタブレット端末といったモバイルからの利用もできるようになった。モバイル対応では、地図表示が見やすいように検索の結果一覧が折り畳みできるようになったり、3次元モデルのプレビュー表示は回転、移動、拡大、縮小の操作が可能になるなど工夫が凝らされている。

 このほか3D都市モデルデータを活用した「プロジェクトプラトー」の113都市のデータを更新。全国道路施設点検データベースの特定道路土工構造物の連携も図るなどデータの拡充を図った。