マンション・開発・経営 総合

EV充電サービスで10キロワット対応に ユビ電

 EV(電気自動車)充電サービス「WeCharge」を展開するユビ電(東京都港区)は、同社提供のEV充電スマート分電盤『WeCharge HUB』で、6キロワットを標準対応としつつ、バージョンアップによって最大で10キロワットまで対応を可能にした。

 先行事例として、既築の分譲マンション「フォレストプレイス香椎照葉ザ・テラス」(福岡市東区)の駐車棟に導入する。

 同社提供のEV充電サービスは23年内で整備内定分を含めて4000カ所に設置されている。全てのEVやPHEV(プラグインハイブリッド車)に対応しており、スマートフォンアプリで簡便に充電の利用手続きから料金の精算までを完結できる。

 同分電盤は、「WeChargeクラウドプラットフォーム」と「QRコード付きEVコンセント」を接続することで、ユーザー認証・課金を集中管理できる。将来的に、EVや充電コネクターの仕様変更があっても柔軟に対応できるという。