政策

残り22棟も震度7で倒壊せず 東洋ゴム調査

 東洋ゴム工業は5月20日、免震改ざんを行った当初の55棟以外の物件で大臣認定性能評価基準に適合しない製品を納入し、対応が必要な99棟の建築物のうち、竣工時期が古い建築物や欠損データのある建築物のため、検証に時間が掛かっていた22棟について構造安全性の検証を終了し、震度7の地震でも倒壊しないと発表した。同日、国土交通省にも報告を行った。

 同省は、第三者機関に構造安全性の検証結果について、評価を依頼。不適切な処理は見当たらず、安全性を確認した。