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訪日外国人早くも昨年上回り、過去最高 1100万人超え

 日本政府観光局は11月19日、14年10月の訪日外国人客数が127万人を超え、1月から10月の累計で1100万9000人に上ったと発表した。これは、年間で過去最高だった昨年の1036万人を10カ月で上回ったことになり、過去最高となった。
 10月の訪日外国人客数の多い国・地域を見ると、1位が台湾で26万300人、以下韓国が24万9600人、中国が22万3300人、米国が8万2500人などとなっている。
 円安の進行による格安感、ビザの免除などの理由で訪日外国人が増えているが、10月1日からは、消費税の免税制度が食料品などを含む全品目に拡大し、免税店数も4月時点で5777だったのが、10月1日現在9361店となっていて、中国など買い物が好きな国の旅行者が今後も増えるものと観光庁では見ている。