政策 総合

住宅耐震化促進の新財団が設立シンポ、古屋国土強靭化担当相が基調講演

 住宅の耐震化促進などを目的に13年12月に発足した一般財団法人強靭な理想の住宅を創る会(代表理事=長尾年恭・東海大学海洋研究所教授)が3月29日、東京都江東区の東京ビッグサイトで設立記念シンポジウムを開いた。会場には住宅事業関係者など約500人が集まった。

 シンポジウムでは、古屋圭司国土強靭化担当大臣が基調講演のほか、パネルディスカッションに参加。国土強靭化基本法に基づき5月に予定する基本計画策定に向けて、「住宅は命と価値と文化を守り、創造していくもの。そのための金融や流通、評価、維持管理、リフォームといった住宅政策を大きく促進させることで、結果的に持続的成長などにもつながると考えている。住宅問題について基本計画に踏み込んで書き込みたい」と話した。