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三井不の「新日比谷プロジェクト」が都市計画決定

 三井不動産が東京都千代田区有楽町一丁目で計画している保有ビル跡地の再開発で、6月に都市再生特別地区の都市計画提案をしていた「(仮称)新日比谷プロジェクト」が12月6日、都市計画決定した。これを受け、同社では2014年度に着工、2017年度に竣工する予定。

 計画地は三信ビルディングと日比谷三井ビルディングの跡地(約1万700平方メートル)で、周辺には映画・演劇街や日比谷公園がある。ここを一体開発して地上35階建て、延べ床面積約18万5000平方メートルの事務所、店舗、文化交流施設、産業支援施設などで構成する複合機能ビルを建設する。都市再生への貢献ポイントは、周辺地区や地下鉄駅をつなぐ歩行者中心の基盤整備、国際競争力を高める都市機能の導入、防災機能の強化と環境負荷の低減を図ったことなど。