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東急不動産、被災地支援でカーボン・オフセット 銀座のビル建替えで

 東急不動産はこのほど、東京・銀座の数寄屋橋交差点の銀座TSビルの建て替えに伴い、解体工事としては国内で初めて環境省の「オフセット・クレジット(J-VER)制度を活用した復興支援に係る事業者支援事業」に採択された。
解体工事により発生する二酸化炭素排出量のうち、同ビルに期間限定で展開していた震災復興支援のための施設「東日本復興応援プラザ」の面積に相当する排出量・58トンを、環境省が認証する宮城県釜石市の被災地J-VERを購入してオフセットした。環境省のカーボン・オフセット認証の取得による環境保全への寄与と共に、被災地のクレジットをオフセットに使用することで被災地復興も支援する取り組みだ。