木材利用ポイント制度の今後 (キムラ)
連載: 読者コラム
平成25年7月からポイントの交換申請がスタートしている木材利用ポイント。住宅に携わっている方であれば、耳にしたことはありますよね?改めて、ご説明をしておくと、木材利用ポイント制度とは、地域材の適切な利用により、森林の適正な整備・保全、地球温暖化防止及び循環型社会の形成に貢献し、農山漁村地域の振興に資することを目的としています。スギ、ヒノキ、カラマツ等を活用した木造住宅の新築等、内装・外装の木質化工事、木材製品及び木質ペレットストーブ・薪ストーブの購入の際に、木材利用ポイントが付与され、地域の農林水産品等と交換できるというものです。
平成26年3月現在、発行されたポイントは9,606,175,000ポイント。1ポイント=1円なので、約96億円分のポイントが発行されたことになりますが、400億円を超える木材利用ポイント制度の予算はまだまだ余っているのが現状です。
2014年3月25日号の紙面で、木の文化についての講演会が開かれたことを伝える記事がありました。それによると日本では、国土の7割を森林が占めているにも関わらず、日本における木材自給率は、20数パーセント!日本の住宅は、木造で供給される割合が50%を占めるのですが、在来工法ではなく、プレカット工法や大壁工法が普及しているため、本当に「木の文化」が発展してきているとは言えないのでは…と講演会で講師がお話されたようです。木材自給率が20%数パーセントということは、裏返せば外材(輸入材)が80%近くを占めるということ。木材利用ポイント制度を作り、国産材の利用促進を促そうという流れはごく自然のように感じます。
























