「高まるローン破綻リスク」に胸を痛めています
連載: 読者コラム
9月28日号の社説「安心な生活設計は業界の役割〜高まるローン破綻リスク〜」を読んで、ふと、2年前の記事「家賃が記録的な高値に」(2008年5月20日号)を思い出しました。
2年前の記事は、米国ではローン破綻者が急増したため賃貸住宅への需要が増え、家賃が記録的な高値になってしまっている、との衝撃的な内容でしたが、今回の社説では、不況にあえぐ日本でも「ゆとり返済」の金利切り替え時期が到来するため、今後これまで以上のペースで住宅ローンの破綻が増加するのではないかと警鐘を鳴らしています。
日本では、賃貸住宅の需給が逼迫する状況ではないので、家賃が高騰することは考えられませんが、ローン破綻者と、その予備軍は確実に増えていると感じます。
実際、マイホーム売却の現場では最近、多重債務や住宅ローンの滞納、税金の滞納で自宅の差し押さえを受けているなど、金銭的に深刻な問題を抱えているケースが急増しています。
つまり、生活資金や教育資金、住宅ローンの返済資金を消費者金融で賄っていた、いわば「かくれ破綻者」ともいうべき層が、貸金業法の改正で新規融資を受けることができなくなったため、金利の切り替えに対応することができず、やむを得ずマイホームを売却しているということかもしれません。問題の顕在化です。
























