J-REITトピックス
住宅新報 2026年6月23日 号 3面

■星野リゾート、万博で増収増益 分配金は予想上振れ
星野リゾート・リート投資法人が6月15日に発表した26年4月期決算は、営業収益が前期比7.5%増の93億4400万円、営業利益が1.3%増の48億5500万円、経常利益が12.4%増の39億9800万円、当期純利益が12.4%増の39億9700万円だった。大阪・関西万博関連需要によりホテル収益が伸び、台湾・韓国などからの訪日需要も寄与した。一口当たり分配金は6832円で、前回予想を332円上回った。
期末時点の保有資産は71物件、取得価格合計2339億円となった。今後はコンフォートホテル3物件で変動賃料を導入する新契約を結び賃料増を見込む。26年10月期の分配金は6700円を計画。金利上昇や大阪万博後の需要反動減、中国の渡航自粛要請の影響には留意する。
■積水ハウス・リート、国内住居がけん引し増益
積水ハウス・リート投資法人が6月15日に発表した26年4月期決算は、営業収益が前期比15.3%増の223億5000万円、当期純利益が26.6%増の120億4700万円となった。一口当たり分配金は3407円。巡航EPUは1475円で前期比87円増、公表予想も22円上回った。国内住居では新規契約時の賃料変動率が1.4%、更新時が3.6%と過去最高を記録。米国住居も稼働率が回復し、収益を押し上げた。
資産入れ替えで国内住居12物件などを譲渡し、東京圏の築浅住居を取得した。7月には「プライムメゾン錦糸町」を取得予定。26年10月期は分配金1908円、長期金利上昇で借入コスト増が重荷となるが、内部成長と資産入れ替えを軸に29年10月期の巡航EPU1600円を目指す。
■スターツプロシード、4物件取得で資産規模拡大
スターツプロシード投資法人が6月15日に発表した26年4月期決算は、営業収益が前期比0.5%増の36億6100万円となった。一方、営業利益は同0.3%減の15億7200万円、経常利益は同0.7%減の12億円、当期純利益は同0.7%減の11億9900万円だった。
期中に「プロシード葛西3」など4物件を取得し、期末の保有資産は111物件、取得価格ベースで1038億1800万円に拡大。ポートフォリオ全体の期末稼働率は96.9%、平均稼働率は97.5%と安定的に推移した。一口当たり分配金は利益超過分配金392円を含め4794円。
次期26年10月期は営業収益39億2700万円、当期純利益13億7800万円、分配金5450円を計画する。
■KDX不動産投資法人、分配金4166円に増加
KDX不動産投資法人が6月17日に公表した26年4月期決算は営業収益が前期比0.1%減の398億4100万円、営業利益が同1.4%増の200億3500万円、経常利益が同0.4%増の170億4100万円、当期純利益が同0.4%増の170億4000万円となった。一口当たり分配金は前期比で61円増配の4166円となった。
期中に3物件を取得する一方、「新都心丸善ビル」など2物件を譲渡。資産入れ替えにより、NOI向上と資産規模拡大を進めた。期末の全体稼働率は98.6%と高水準。
次期26年10月期は、営業収益400億9800万円、当期純利益158億6400万円を見込み、一口当たり分配金は4227円を計画する。併せて、上限60億円の自己投資口取得を決議し、資本効率と投資主価値の向上を図る。
























