JLL26年予測 世界のホテル投資 資本市場改善が追い風 日本はアジア太平洋で4割占める
住宅新報 2026年3月10日 号 9面

不動産サービス大手のJLLは3月3日、ホテルズ&ホスピタリティグループによるレポート「グローバル ホテル インベストメント アウトルック」を公表し、2026年の世界のホテル投資市場が拡大基調で推移するとの見通しを示した。強固な債券市場や投資資金の流入、ホテル資産の底堅さへの信頼回復を背景に、取引の活発化が続く見通しだ。
同社によると、25年の世界のホテル投資額は成長し、直接投資は底打ちした23年から22%増加。地域別では、アメリカ大陸が27%増でけん引し、EMEA(欧州・中東・アフリカ)も4%増となった。一方、アジア太平洋は20%減少したが、26年は旅行需要と業績のファンダメンタルズを背景に回復を見込む。
ホテル市場の足元では、客室収入指標のRevPAR(販売可能客室数1日当たり売上)の伸びは鈍化傾向にあるものの、回復局面は市場ごとに濃淡が出ている。米国の一部都市では正常化が進む一方、回復の遅れていた都市やアジア太平洋の一部都市では25年に大幅な伸びが見られたという。
























