J-REITトピックス
住宅新報 2025年10月14日 号 3面

【決 算】
(9月16日発表)
売却益が貢献も次期減益
・イオンリート投資法人の25年7月期決算は増収増益となった。営業収益が215億7200万円(前期比1.8%増)となり、当期純利益が70億7500万円(同3.1%増)だった。
期末時点の運用資産は53物件・4807億3600万円(取得価格ベース)となった。ポートフォリオの含み益は984億円。一口当たり分配金は3414円となり、従来予想14円上回った。期中に「ピアシティ宮代(底地)」などの底地5物件(81.9億円)を取得し、「イオンモール山形南」を15億円で売却した。この売却益と物件取得によるキャッシュフローが寄与したことと、減価償却費が減ったことで増配となった。
次期26年1月期業績は減収減益を見込む。営業収益は212億6400万円(前期比1.4%減)、当期純利益が65億1600万円(同7.9%減)を計画。売却益がはげ落ち、金融関連コストが膨らむ予定。分配金は一口当たり3099円と減配を計画。
(9月17日発表)
合併により変則決算に
・三井不動産ロジスティクスパーク投資法人の25年7月期決算は、営業収益が263億8200万円となり、当期純利益が352億5000万円となった。同投資法人は、昨年11月1日を効力発生日としてアドバンス・ロジスティクス投資法人と合併したため、9カ月間の変則決算となり、前期との比較で業績数字の増減率を示していない。合併により、デベと総合商社のダブルスポンサー体制となった。負ののれん発生益259億円も計上した。分配金は一口当たり3629円だった。
運用資産は取得価格ベースで5000億円超と大幅に増えた。この合併により、アドバンス・ロジスティクスのパイプラインを使い3物件を取得した。このほか「IMP吉川美南」を約30億円で取得し、「T&Bメンテナンスセンター松江」と「IMP印西」を売却。期末時点のポートフォリオ稼働率は前期の100%から95.6%に低下。
次期26年1月期業績は営業収益196億9700万円、営業利益96億3200万円、当期純利益88億1400万円と見込む。25年8月と9月に売却した売却益を計上する予定。分配金は一口当たり3220円を計画する。
DPUは過去最高を更新
・産業ファンド投資法人の25年7月期決算は、増収増益となった。営業収益は227億800万円(前期比6.8%増)となり、当期純利益が92億9500万円(同5.5%増)だった。物流施設や研究開発施設に投資するリート。期末時点の運用資産規模は取得価格ベースで109件・5080億2800万円。期中に簿価を上回る2物件の売却により、約49億円の売却益を計上。分配金(DPU)は、一口当たり3477円と従来予想に対して27円の増配となった。DPUは過去最高を更新。DPUの成長目標として、継続的に売却益を計上することで、毎期200~400円の成長を目指す。
次期26年1月期業績も増収増益を見込む。営業収益は238億7800万円(前期比5.2%増)、当期純利益が104億9700万円(同12.9%増)を予定。金融コストなどが膨らむ予定だが、売却益や既存施設の収益改善により一口当たり分配金は4310円と増配を計画する。
























