J-REITトピックス
住宅新報 2025年7月29日 号 3面

【決 算】
(7月17日発表)
・日本プロロジスリート投資法人の25年5月期決算は増収増益だった。営業収益は345億5700万円(前期比11.3%増)となり、当期純利益が154億3900万円(同23.0%増)だった。物流施設を対象に投資するリート。資産運用規模は、期末時点で61物件・9602億円(取得価格ベース)となり、稼働率は98.6%だった。改定賃料変動率は平均プラス3.8%と堅調な内部成長を実現した。また期中に「プロロジスパーク市川2」を274億4400万円で取得し、「プロロジスパーク北名古屋」と「プロロジスパーク船橋5」を263億円で売却した。資産入れ替えと自己投資口取得(約100億円)により、分配金は一口当たり1937円となり当初予想を上回った。
次期25年11月期は増収減益を予定。営業収益は351億2100万円(前期比1.6%増)、当期純利益が151億1100万円(同2.1%減)を見込む。分配金は一口当たり1900円と減配を計画する。なお、今年6月1日を効力発生日として1口につき3口の割合で分割した。
・阪急阪神リート投資法人の25年5月期決算は増収増益だった。営業収益は64億1700万円(前期比3.1%増)となり、当期純利益が24億3500万円(同11.0%増)だった。首都圏オフィスと関西圏商業施設との資産入れ替えを実施し、テナント入れ替えと条件改定を行い増収に結び付けた。期末時点の運用資産規模は、37物件・1827億6700万円(取得価格ベース)となった。分配金は、一口当たり3319円と事前予想より39円上回った。
2027年までに分配金目標を3300円程度に置く。スポンサーグループとの連携を強化し、資産入れ替えの推進と借入コストの抑制などで実現する。
次期25年11月期は増収減益の見込み。営業収益を64億3700万円(前期比0.3%増)とし、当期純利益は22億8700万円(同6.1%減)を計画する。分配金は一口当たり3300円を予定する。
・ユナイテッド・アハーパン投資法人の25年5月期決算は減収減益だった。営業収益は273億8000万円(前期比2.9%減)となり、当期純利益が118億3500万円(同6.7%減)となった。同投資法人は商業施設、オフィスビル、レジデンス、ホテルに投資する複合型リートで、運用資産規模は142件・7017億7700万円(取得価格ベース)となった。分配金は一口当たり4010円と前期比73円の増配。
期末時点のポートフォリオ全体の稼働率は99.0%となり、セクター別でオフィスの稼働率も98.4%と高稼働だった。資産入れ替え221億円による売却益17億円を還元し、賃貸事業の利益は前年比6.5%アップとなった。ホテルや商業施設等での既存物件収益改善も寄与した。
25~27年で約600億~900億円の資産入れ替えを実行する。資産を運用するスポンサー企業は、今年7月に丸紅と第一生命ホールディングスによる国内不動産事業の統合により、「第一ライフ丸紅リアルエステート」に変更した。次期25年11月期の分配金は4100円を計画し、24年12月からの年間で過去最高の8110円(前年比7.2%増)となる見込み。営業収益は280億8800万円(前期比2.6%増)、当期純利益が121億500万円(同2.7%増)を予定する。
























