ARES、不動産私募ファンド実態調査 市場規模35兆円も減速感 投資対象はホテルが増加
住宅新報 2024年3月26日 号 3面
不動産証券化協会(ARES)と三井住友トラスト基礎研究所は3月15日、「不動産私募ファンドに関する実態調査」をまとめた。今年1~2月にアンケート調査を行い、不動産運用会社81社から回答を得た。それによれば、私募ファンドの市場規模(運用資産額ベース)は、私募リートとグローバルファンドを含めて35兆円と推計した。前回調査の23年6月末から約1.6兆円増加したが、増加率は前回の12.4%から4.8%へと減速した。
プロパティ別の投資額は海外投資家の「住宅」を除き、国内外投資家とも前回調査比で「減少」と「やや減少」の合計が増加した。特にオフィスは先行き懸念から国内外投資家とも減少が目立った。
投資家の属性別に投資額をみると、国内投資家で「減少」との回答が目立ち、特に国内金融機関での減少回答の割合が増加した。海外不動産に投資先を切り替えていたり、一部の利益確定の動きが運用会社などのセンチメント(市場心理)に影響している可能性があるとした。
























