RSC サイト利用者意識調査 来店前に絞り込み、検討期間は長期化 価格高騰が慎重要因に
住宅新報 2023年11月7日 号 7面

不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)は10月27日、不動産情報サイト利用者意識アンケートの調査結果を公表した。それによると、住まい探し開始から契約までにかかった期間は、全体で「1カ月~3カ月未満」(29.7%)が最多となり、コロナ禍で急ぎ住み替え先を決める傾向が収まっていることが分かった。内訳を見ると、賃貸では、「1週間~1カ月未満」(46.5%)が前年同様に最多となる一方、「3カ月以上」も16.9%と5年間で最も高くなった。売買では「6カ月以上」が27.3%と直近5年間で最も高くなったことに加え、「1カ月未満」の割合は15.6%と最も低くなった。
また、物件契約者のうち、検討時に問い合わせた物件数は平均4.9物件(前年比0.1件減)で、直近5年間で最少。「6物件以上」(28.1%)も5年間で最少となる一方、「1物件」「2物件」がどちらも13.3%で前年より増加するなど、検討期間が延びる中で、来店前に慎重にポータルサイト等で候補物件を絞り込んでいる状況が浮かび上がった。RSC事務局は、「コロナ禍が収束していく中で、急がないと物件がなくなるという状況はなくなった。他方、価格高騰が続き、契約時期等について慎重に見極めようとしているのではないか」と分析した。
























