マン活に励む管理組合~良好なコミュニティの秘訣~ エステ・シティ海浜幕張【後編(2)】 千葉県千葉市 対策本部の役割果たす 検証もしっかりと
住宅新報 2020年7月21日 号 13面
連載: マン活に励む管理組合
理事や委員たちの努力と、住人の協力もあって、車の移動は無事30~40分で終了。外で作業をし、びしょぬれになってしまった人も多く、随時交代したり、業務から解放したりと本部の判断で融通を利かせました。「理事も同じ住人。なるべく多くの人が関わりながら、一人ひとりが無理のない範囲でやることが大事です」と理事長の杉浦さんは言います。
無事に車の移動も終わり状況が落ち着いてきたころ、ちょうど台風が上陸し風雨のピークを迎えたことから、対策本部の理事や委員の安全に影響が出ると判断し、本部と管理員業務は15時でいったん終了。台風一過となった翌日は7時に再度集合し、災害箇所の把握と移動した車を元の場所に戻すための案内をしました。8時をめどに車を戻してほしい旨を40台の所有者に通達。敷地内を見回り、特に故障などがないことを確認しました。管理員さんも無事出勤でき、9時をもって災害対策本部は解散。ほっと息をつきます。
最も心配していた駐車場は、特に被害はありませんでしたが、排水溝があふれていた箇所があり、もう少し雨が多かったら間違いなく水没していたところでした。対策の一つに、避難したいと思う人がいた場合に備え、現在近隣で開設されている避難場所の報告など、先を見据えた情報発信を随時行ってきたことが奏功し、翌日、管理室に「事細かに情報を教えてくれてありがとう」と感謝の声が住人から寄せられたそうです。


















