マン活に励む管理組合~良好なコミュニティの秘訣~ エステ・シティ海浜幕張【後編(1)】 千葉県千葉市 ついに対策本部設置 対応を洗い出す
住宅新報 2020年7月14日 号 11面
連載: マン活に励む管理組合

ホワイトボードを運び込み、思い付くタスクを洗い出し、書き込んでいった
防犯防災委員長と理事長から各委員および理事宛てに、自宅での対応を済ませた方から順次集まってもらうようメールで連絡。最終的には、本部となるカフェラウンジに、25名ほどが集まりました。集まってまずみんながしたことは、対策項目とタスクの洗い出しです。大型のホワイトボードを運び込み、思い付くタスクを書き込んでいきます。
各戸に対して、断続的な断水・停電に備え、浴槽にトイレ用や生活用の水をためる、突然来る停電に備えて携帯電話等の充電を済ませておく、台風15号のときにはエレベーターのスイッチが一部ショートして使えなくなった経験を踏まえて、ショートによる停止・閉じ込めを防止するためエレベーターの使用を極力避けてもらうよう知らせるなど、具体的な対策が挙げられました。やるべきこととその優先順位、更に担当者を割り振ります。そのうち電気は断続的に復旧しましたが、雨と風はますます激しくなってきました。この時点で、台風はまだ千葉に上陸していませんでしたが、進路は直撃するコースでした。
対策の中でも特に出色だったのは、管理員業務の運営についての対応です。エステ・シティ海浜幕張では、土日も管理員が常駐する仕組みになっていますが、管理組合理事会は、既に出勤をされた管理員さんが電車の不通などで帰宅困難になってしまうこともありうると考え、管理会社と調整し、業務を切り上げて11時には帰宅させる指示を出しました。その代わり、管理室には常時3名ほどの理事たちが交代で入り、代理として管理業務を行うこととしたのです。

















