リーマン後の最高値記録 都心5区ビル賃料
住宅新報 2018年8月21日 号 9面
三幸エステートとニッセイ基礎研究所はこのほど、共同開発した成約賃料に基づくオフィスマーケット指標「オフィスレント・インデックス」(18年第2四半期)を公表した。それによると、依然として賃料の上昇傾向が継続していることが分かった。
東京都心のAクラスビル賃料(坪単価)は、前期比5.5%増で3万6952円となり、リーマン・ショック後の最高値を記録した。需給バランスが一段と引き締まる中、15年第3四半期の記録(3万5652円)を11期ぶりに上回った。
空室率は前期比0.6ポイント減の1.2%。ファンドバブル時の水準まで低下しつつあり、貸し手優位の市場環境の横ばい傾向が続いたAクラスビル賃料にようやく変化をもたらし始めた。築浅ビルはもちろん、建築中ビルへの引き合いも強く、新築ビルではほぼ満室で竣工するケースが相次ぐ。就業者数が過去最高水準に達する一方で労働市場はなおひっ迫しており、当面は更なる就業者数の増加によりオフィス需要の拡大が続く見通しだ。
























