我が国にはファミリー向けの広い賃貸住宅が少ない。これはかなり以前から問題にされてきたことだから、新たな課題発見とはいえない。しかし、一向に改善されない〝しぶとい〟課題である。改めて、なぜ改善されないのかを考えてみよう。
50m2未満が66%
13年の住宅・土地統計調査によれば、1戸当たりの床面積が29m2以下の賃貸住宅は、485.1万戸で、全体(1449.2万戸)の33.5%を占めている。30~49m2以下が472.8万戸で、全体の32.6%。合わせると50m2に満たない賃貸住宅が全体の66%を占めることになる。ちなみに、分譲マンション並みの70~99m2以下の広い賃貸住宅は全体の8%弱、112.9万戸しかない。


















