造る 未来 (5) 見えない市場に挑戦 何を造るべきかを展望
住宅新報 2018年2月13日 号 19面
連載: 造る未来
連載冒頭で「未来は展望するのではなく創造するものである」と書いたが、未来に向け何を造っていくべきかという〝展望〟は必要だ。例えば、これからはどんな住まいを供給していくべきかといった議論がビジネスにつながる。
千葉県船橋市の西船橋駅から地下鉄東西線に乗って都心に向かうと、窓から見えるのは江戸川、旧江戸川、荒川を除けば、コンクリート造りで同じような形のマンション群ばかりといっても過言ではない。こうした大量の画一型マンションをこれからも供給し続けることは、もはや時代にそぐわなくなっていることは誰が見ても直感的に分かる。
立地や交通アクセスなどの利便性、最新設備を備えた機能性など、可視化できるものだけではない〝何か〟が、これからの住まいづくりには求められているからである。しかし、家を売るというビジネスにつなげるためには、目に見えないその〝何か〟をも可視化しなければならない。

















