造る 未来 業界刷新への提案 日本人の感性と美学に訴える家を (10)
〝お試し居住〟のススメ 中古住宅市場活性化策の一つとして、最初の半年か1年は定期借家権付き賃貸住宅として借りて、気に入ったら購入するという取引方法を加えたらどうだろうか。いわば〝お試し居住〟だ。 購入する際は、既に住み心地や不具合の有無につ…
業界は未来を展望するのではなく創造すべきである。
〝お試し居住〟のススメ 中古住宅市場活性化策の一つとして、最初の半年か1年は定期借家権付き賃貸住宅として借りて、気に入ったら購入するという取引方法を加えたらどうだろうか。いわば〝お試し居住〟だ。 購入する際は、既に住み心地や不具合の有無につ…
中古住宅を購入して、自分の好みに合うように改造・改装して住む人が増えているのは、〝自分だけの暮らし〟を実現したいというニーズが高まっているからだ。そうした自分らしい住まい、自分だけの暮らしを実現する方法は、中古住宅を購入して改造するか、完全…
現在から未来を展望すると過去の延長線上になってしまうが、来るべき未来に大胆な仮説を立て、その未来から現在を眺めれば、今やるべきことが見えてくる。 例えば〝22年問題〟として騒がれている生産緑地の大量宅地化だが、定期借地権推進協議会のシンポジ…
メガバンクが地方での住宅ローンから撤退する動きが始まった。これまで住宅ローンは焦げ付きが少ない安定した収益源と見られていたが、低金利と物件価格の下落で手間はかかるが利幅が薄い〝薄利多売〟の〝やっかいもの〟になってきていることが大きな要因だ。…
我が国の賃貸住宅市場は今、微妙な段階に差しかかっている。相続税強化を背景に15年度から約2年間増加し続けた貸家着工戸数が、17年6月からは前年比減少に転じている。要因は金融機関がアパート融資に慎重になりはじめたこともあるが、空室率の増加で供…
連載冒頭で「未来は展望するのではなく創造するものである」と書いたが、未来に向け何を造っていくべきかという〝展望〟は必要だ。例えば、これからはどんな住まいを供給していくべきかといった議論がビジネスにつながる。 千葉県船橋市の西船橋駅から地下鉄…
埼玉宅協が主催 人口減少や高齢化で地域の衰退が懸念される中、埼玉県宅地建物取引業協会(内山俊夫会長)は、そうした不安な未来に立ち向かう画期的なイベントを実施した。1月30日と31日のまる2日間にわたった「不動産業者のためのタウンマネジメント…
増える廃業? 中小企業庁によると、今後10年間に70歳を超える中小企業・小規模事業者の経営者は約245万人となり、そのうち約半数の127万社(日本企業全体の3分の1)が後継者未定となっている(図参照)。こうした現状を放置すると、今後中小企業…
今は、一人暮らしが標準世帯となっている(全世帯の33%で第2位の「夫婦と子」世帯の27%を6ポイントも上回っている)。といっても、親元を離れて世帯を構え始める若者が増えているわけではない。むしろ若者の数は減少しているわけだから、中高年の一人…
業界は未来を展望するのではなく創造すべきである。例えば賃貸住宅市場は420万戸の空室を抱える一方、公営住宅の応募倍率が全国平均5.8倍になるなど需要と供給との間に大きなミスマッチが生じている。つまり、所得に応じて選ぶことができる良質な賃貸住宅が不足している。どうすればユーザーニーズに応える賃貸住宅が供給できるのか。国も住宅政策の軸足をようやく持ち家から賃貸へと移し始めたようだ。今こそ賃貸住宅業界は賃貸の魅力を積極的にアピールするときである。「これからはローン返済額並みの家賃で、あなたにピッタリの賃貸住宅に住めます!」と――。