国内需要を対象にした産業は、画一型商品の大量生産・大量販売時代が終わり、多品種・少量生産型のビジネスモデルに移行しつつある。住宅業界では持ち家中古市場で、いち早くそうした動きが始まっている。膨大なストックをリノベーションによってカスタマイズすることで、多品種・少量生産型ビジネスが可能になるからだ。
空室を生かす
しかし、中古住宅以上にユーザー向けのカスタマイズが可能なのが既存の賃貸住宅である。入居に際し入居者自身が手を加える〝DIY〟方式や、昨年10月にスタートした「新・住宅セーフティネット」制度などがその好例で、空室や空き家を活用する賃貸市場に今、大きな可能性が生まれている。


















