ここは常連だけが集うディープな店でもなく、意匠などに趣向を凝らした高級店でもない。どちらかといえば、軽~い感じの大衆店である。といって、居酒屋チェーン店にありがちな軽薄さは微塵もない。そうした雰囲気の核となっているのが、忙しくフロアを行き来する店長だ。観察していると、次々にやってくる客とはたいてい何かしらの言葉を交わしている。一度でも来店した客の顔は忘れないタイプなのだろう。人は単純で、前回来たときのことを覚えていてくれたりするとうれしいもので、特に新しい仲間を連れてきたときには少し誇らしげになる。
四谷見附交差点から新宿通りを新宿方面へ約300メートルほど歩くと左手にある。最大の魅力は生ビールと角のハイボールが格安なこと。ただし、お通し代はちょっと割高。刺身、焼き鳥盛り合わせ、握り寿しなどが人気。何杯でもいける仲間同士連れ添っていくのにうってつけだ。 (本多)


















