知って得する建物の豆知識 204 ホームキット 家電や機器をコントロール iPhoneアプリ 大化けの可能性も
住宅新報 2017年1月24日 号 7面
連載: 知って得する建物の豆知識

iOS「ホーム」のアイコン
アップル製のスマホiPhoneが世界で最も普及している国は日本で、二番目がアメリカです。日本のスマホ市場では66%がiPhoneであり、アメリカの51%を大きく上回っています。やはりシンプルで高品質なものを好む日本人の嗜好に合致したことによるのかもしれません。
日本での高い普及率を背景にしたiPhoneのアプリやサービスは大きな商機になると考えられますが、住宅関連で注目すべき動きが昨年の6月にありました。アップルは毎年6月に世界的な開発者向けの会議(WWDC)を開催しています。WWDCでの動きは1~2年後には確実にOSやハードに反映されますが、昨年は10の新機能が紹介されました。中でも開発者の関心を引いたのがスマート家電や設備機器をコントロールするプラットホームである「ホームキット(HomeKit)」です。ホームキットそのものは2014年に発表されましたが、製品開発に結びつける企業は少なく、長い間放置されたままでした。それが今回は機能の拡張や使い勝手の向上、アプリの見直しが行われ、アップルの本気度が大きくアップデートされたことで開発者の関心を引いたわけです。
ホームキットはBluetoothとWiFiを通じ、iOSデバイス(iPhoneやiPad)から家電や設備機器をコントロールするシステムです。利用できる機器は「アクセサリ」と呼ばれ、照明・コンセント・各種センサーなどがあります。従来からホームオートメーションとして、家電各社や住宅メーカーから同様の提案はありましたが、それぞれが排他的で、自社商品への囲い込みが目的であったことから全く普及しませんでした。






















