賃料、小幅上昇 空室率、5カ月ぶり低下 都心5区ビル市況
住宅新報 2016年12月20日 号 3面
賃料、小幅上昇続く 三鬼商事
三鬼商事はこのほど、東京都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)のオフィスビル市況(11月)を発表した。平均空室率は3.75%で前月比0.11ポイント上昇した。大型の募集が相次いで開始された影響で、空室面積がこの1カ月間で約8200坪増加し、空室率を押し上げた。
また、平均賃料(坪単価)は1万8476円で、前月比41円上昇した。35カ月連続で小幅上昇が続いている。
同調査は、基準階面積100坪以上の主要貸し事務所ビル2587棟が対象。
空室率、5カ月ぶり低下 三幸エステート
三幸エステートは12月16日、東京都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)のオフィスビル市況(11月)を発表した。それによると、新規供給が低水準にとどまったこともあり、空室率は2.29%(前月比0.13ポイント減)で5カ月ぶりの低下となった。需要は堅調に推移しており、空室率は2%台前半の低水準が8カ月続いている。築浅ビルを中心に品薄感が高まる一方で、賃料が比較的高い新築ビルはテナント誘致に時間がかかる傾向が見られるという。
賃料(坪単価)は1万9089円で4カ月ぶりに低下に転じた。需給バランスの引き締まりで貸し手優位の状況は続いているが、市況の感度は鈍く、賃料は依然として上昇局面入りできずにいる模様。築浅ビルでは品薄感を背景に賃料引き上げの動きも見られるが、マーケット全体までは浸透していないという。
調査対象は、基準階面積200坪以上の賃貸オフィスビル。
























