エー・ディー・ワークス 小口化商品の流通サイト開設へ まずは不特法でスタート
住宅新報 2016年12月13日 号 3面
富裕層向けに収益物件の販売と管理を手掛けるエー・ディー・ワークスは来春、小口化投資商品の流通サイトを立ち上げる計画だ。11月に開設したサイト「みんなの投資online」上に設け、同社や他社が提供する投資商品と個人投資家を結び付ける。投資商品としてはまず、不動産特定共同事業法に基づく小口化商品を予定しており、同サイトから各社のホームページに飛ぶようにする。
不特法に基づく投資商品自体は従来からあるが、各事業者が自分で顧客を集めて販売しているのが一般的。特に投資家を一般の個人に想定した商品が増えてきたのは最近であり、現時点では流通市場が形成されているとは言い難い。
同社子会社でサイト運営を担うスマートマネー・インベストメントの鈴木俊也社長は、「昨年、投資家層を広げようと不特法の認可を取得したが、商品化を考えた際に、販売ルートの確保が懸念材料だった。他社でもそういった悩みはあると思った」とサイト立ち上げの動機を話す。一方で、「将来不安を抱えるサラリーマン層を中心に、こうした小口の投資商品に対するニーズはあると確信している。両者をつなぐには、今や身近な存在であるITを活用するのが一番と考えた」。自社単独ではなく、不特法を手掛ける各事業者と連携することでマーケットを形成したいという。流通サイトができると、不特法許可を持っているものの今は商品化を休止している事業者が再び動き出す可能性もある。
























