価値創造の源泉 建築と不動産のあいだ 高橋寿太郎 (15)家づくりに多様性のあるチームを 新たな可能性に独自の表現を
住宅新報 2016年11月29日 号 16面
ゆっくり変化する建築と不動産のあいだの境界際を、ここまで多面的に観察してきました。住宅に関するビジネスは、より膨大な情報空間から検索する「大比較検討時代」に突入します。お客様は私たちより横断的な視点で、物件や会社や専門家を探すでしょう。もちろん、インターネットの更なる興隆が前提にあります。しかし前半で詳しく解説した通り、この業界には、建築と不動産のあいだに壁があります。そのためお客様は十分な成果が得られません。そこが創造系不動産の原点でした。
暮らしからデザイン
そんな立場からのコンセプトや事例を紹介してきましたが、もう一組。東急田園都市線宮前平駅からほど近い、築33年の見晴らしの良い最上階の区分マンションの売買仲介です。お客様は印刷デザインを生業にするご主人と、照明デザイナーの亀本桃子さん(トミタ・ライティングデザイン・オフィス)と、そして小さな2人のお子様。クリエイティブな家族は、建築家の青木律典さんに、自宅購入について相談することから家づくりは始まります。


















