JLL・フォーラム ホテルの収益性が低下 客室料高騰で需要減か
住宅新報 2016年11月1日 号 3面
JLLはこのほど、都内のホテルで「不動産&ホテル投資フォーラム2016」を開いた。その中で同社ホテルズ&ホスピタリティ事業部の寺田八十一氏は、日本のホテル市場環境の変化として、今年の夏頃から運営パフォーマンスが低下している点を指摘した。
寺田氏は、その要因について「はっきりとしたことは言えないが」と前置きした上で、「ADR(平均客室単価)が上昇しているため、需要が減少しているのではないか」と述べた。出張や観光でも宿泊日数を短縮したり、取りやめるケースが出ているという。加えて、ホステルや民泊といった従来ホテルの代替宿泊施設が普及していることも影響しているとした。更に、ホテルの新規供給増加や、地震や台風といった自然災害発生も要因に挙げた。
また、16年のトレンド変化として、訪日外国人客数は増加しているものの、そのペースは前年を下回っているという。一方で、日本人出国者数は、8月時点で前年比5.5%増。特に韓国や台湾などの近隣国への出国が増えている。
























