価値創造の源泉 建築と不動産のあいだ 高橋寿太郎 (10)建築士・建築家の仕事 観点や理念を読み解く
住宅新報 2016年10月25日 号 12面
今年7月、近代建築の巨匠、ル・コルビュジエにより設計された建築群が世界遺産に登録されました。上野の国立西洋美術館も含まれています。ル・コルビュジエは20世紀フランスを生きた歴史的な建築家の1人です。代表作は、サヴォア邸(写真)という住宅や、ロンシャンの教会。現代の建築家たちからも賞賛され続けています。
建築家の仕事の日常や本質は、芸術的で挑戦的、テレビ等でそんなイメージがあるかもしれませんが、まだあまり知られていないと思います。建築設計を行う専門家は、「意匠・構造・設備・その他」に分類され、この「意匠」という耳慣れない分野が、間取りを考えたり、図面を描き、デザインをしたり、全体を調整する人たちです。建築家もここに含まれます。建築家とは、建築設計を生業とし、顧客や社会の様々な課題に対して、表現を行う人々です。
モダニズム


















