「成長分野に資金提供」 15周年記念シンポ Jリートの役割再確認
住宅新報 2016年10月18日 号 3面

Jリート15周年記念シンポジウム
不動産証券化協会と日本取引所グループは10月13日、東京大学・伊藤謝恩ホールで「Jリート15周年記念シンポジウム~日本の成長戦略とJリートへの期待~」を開いた(写真)。Jリート市場は01年9月に2銘柄が上場してスタート。現在、銘柄数は56まで増え、時価総額12兆円規模に成長した。
同協会の岩沙弘道会長は冒頭のあいさつで、この15年間を振り返り「Jリートのスタート直後には米国同時多発テロが起き、その後も世界的金融危機、東日本大震災といったいくつもの厳しい状況があった。多くの支援があったからこそ、それらを乗り越え、ここまで成長することができた」と述べた。
更に、Jリートの果たしてきた役割として次の2点を挙げた。1つは幅広い投資家に投資機会を提供すること。「少額で複数の不動産に投資できる手法であり、個人投資家、機関投資家の双方にとって資産運用の有力な選択肢になっている」。もう1つの役割は、成長分野への資金提供。例えば、近年は、ネット通販普及による物流施設や外国人観光客の増加に伴うホテル、高齢社会に対応したヘルスケア施設の需要が高まり、専門リートも立ち上がっている。岩沙会長は、「引き続き、こうした社会の要請に応えることが、Jリートの重要なミッションだ」と述べた。
























