海外不動産投資、成功のカギは 現地パートナーは必須 JLLがフォーラム開催 パネルディスカッション「外部の力、有効活用」
住宅新報 2016年6月21日 号 3面

パネルディスカッションの模様
JLLはこのほど、都内で、事業法人を対象とした「アウトバウンド不動産投資フォーラム」を開いた。資金調達環境の改善や分散投資の流れもあり、事業収益の拡大を目的に、海外での投資機会を求める企業が増えている。当日は、JLL担当者が各地域の投資市場動向を説明した後、「海外不動産投資への挑戦および課題」と題して、既に海外投資を行っている3社によるパネルディスカッションが行われた。成功のカギとして、少額からでもまずはチャレンジする意義や、現地パートナーと組む有効性が指摘された。
登壇したのは、東南アジアで不動産開発を手掛ける伊藤忠商事建設第2部の高村俊哉氏と、米国の私募ファンドに投資している日本政策投資銀行アセットファイナンス部の伊藤康祐氏、英国を中心に不動産ファイナンスを手掛ける三井住友信託銀行不動産ファイナンス部の石引健二氏。それぞれディベロッパー、機関投資家、レンダーの立場で意見を述べた。
海外案件に取り組み始めた当初は、各社とも「現地のマーケット情報の入手ルートを開拓するのに苦労した」「日本とは異なる法制度を理解したり、必要な許認可を取得するのにも予想以上に時間を費やした」「言葉の問題も大きい。英語での交渉も難航した」という。
























