空室率、11カ月ぶり上昇 三幸エステート
住宅新報 2016年4月19日 号 3面
三幸エステートがこのほど発表した東京都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)の大規模ビル市況(3月末)によると、平均空室率は2.58%(前月比0.07ポイント増)で11カ月ぶりに上昇した。既存ビルでの空室床増加に加えて、複数の大規模ビルがまとまった空室を抱えて竣工したため。新築・築浅ビルでは賃料水準に割高感も出始め、需要が顕在化しにくくなる傾向も見られるという。
また、東京都心5区の平均賃料(坪単価)は1万9199円(前月比168円増)で3カ月ぶりに上昇に転じた。同社では、マーケットでは貸し手市場との認識が強い一方で、空室率は下げ止まりに向かう動きが見られ、本格的な賃料上昇に至らないまま市況は潮目を迎える可能性があると分析している。
調査対象は、基準階面積200坪以上の賃貸オフィスビル。
























