首都圏、再び上昇 東京カンテイ1月中古マンション価格
住宅新報 2016年3月8日 号 9面
東京カンテイが発表した1月の中古マンション価格(70m2換算、売り希望価格)によると、首都圏は、東京都での事例シェア拡大が再び拡大した影響で、前月比2.1%上昇の3337万円となり、連続上昇が15カ月でストップした前月から再び上昇した。
首都圏を都県別で見ると、東京都は前月比0.4%上昇の4642万円となった。東京23区(5162万円、同0.4%上昇)は、小幅ながら19カ月連続で上昇した。都心6区(7137万円、前月比0.1%下落)は弱含み、連続上昇も7カ月でストップした。千代田区や渋谷区は下落、比較的価格水準が高い港区や中央区でも小幅な上昇に留まった。周辺エリアでは強含みとなったものの、いずれも上昇率は1%に達していない。
神奈川県(2581万円、同0.3%上昇)、埼玉県(1982万円、同1.2%上昇)、千葉県(1849万円、同2.3%上昇)でも上昇傾向が続いている。ただし、神奈川県は直近にかけて上昇率が縮小する動きを見せている。
大阪市、連続上昇13カ月に
近畿圏(1961万円、同0.2%上昇)は大阪エリアによる価格押し上げによって、9カ月連続の上昇。大阪府はプラス0.3%の2088万円となった。大阪市(2634万円、同0.6%上昇)は13カ月連続の上昇。15年下半期は、比較的築年数が浅い物件の事例シェアが相対的に拡大したことで、直近にかけて価格水準が大幅に高まっていたが、今月はその動きも一服したために小幅な上昇に留まった。兵庫県(1796万円、同0.1%下落)は、わずかに弱含んでおり、1800万円を目前に上値が重くなっている。ただ、神戸市(1859万円、同0.9%上昇)は、緩やかながら上昇傾向で推移している。
中部圏(1588万円、同1.0%上昇)、愛知県(1688万円、同0.9%上昇)は、共に引き続き上昇しており、現時点では上昇傾向に陰りは見られない。名古屋市(1999万円、同0.1%上昇)は、わずかだが6カ月連続で上昇した。ただ、節目である2000万円の大台に迫るに連れて上値が重い展開となっている。
























