空室率7年ぶり2%台 三幸エステート
住宅新報 2016年1月19日 号 10面
三幸エステートはこのほど、東京都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)のオフィスマーケット(15年12月期)を発表した。それによると、平均空室率は2.82%(前月比0.21ポイント減)で、08年11月以来、7年ぶりの2%台となった。主要大規模ビルの竣工がなかったことに加え、堅調なオフィス需要により、空室床解消が進んだ。今後2カ月間も新規供給は低水準にとどまると予想され、引き締まった需給バランスが当面継続する可能性が高いという。
同5区の平均賃料(坪単価)は1万9821円で前月比88円増となった。微増が3カ月連続している。
同社によると、需給バランスがリーマンショック前の水準まで引き締まる中、賃料の感度は依然鈍いという。競争力の高い物件では賃料引き上げの動きが定着しつつある一方、築古や立地条件が劣るビルではテナント需要の回復が進んでいない模様。都心5区全体では、市況回復の動きは緩やかなペースにとどまっているようだ。
























