点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ30仙台東北総集編(2) 「安定的な雇用」がカギ 地域間連携で発展の素地を
住宅新報 2015年10月27日 号 5面
連載: 点検 不動産投資
これらのインタビュー結果を総括すると、地方創生に必要なポイントとして次の4点が浮かび上がってきます。
第1は、地方における雇用機会の創出です。どんなに優れた街づくりをしても、雇用機会がなければ、人々は若者を中心に、雇用機会を求めて大都市圏などの他地域に移り住むことになります。
地方の人口減少、高齢化は、人口の自然減と社会減によってもたらされており、前者はやむを得ないものですが、後者を改善することにより、人口減少、高齢化(高齢者比率)の両方の改善が可能になります。地方の大学生向けのアンケート結果にも表れているように、多くの地方の若者は地元で働きたいと願っているのですから、若者が地域を見限っているのではありません。むしろ、既に社会人となっている人々が、「雇用機会の創出責任」を負っているという自覚を持つことが必要でしょう。
























