森記念財団 世界の都市力ランク 東京は8年連続4位 課題は「交流」「交通・アクセス」
住宅新報 2015年10月20日 号 3面
森記念財団の都市戦略研究所(竹中平蔵所長)は10月14日、主要40都市を対象とした「世界の都市総合力ランキング15年版」を発表した。東京は調査開始以来8年連続の4位だった。上位3都市と比べて「文化・交流」「交通・アクセス」分野で劣っていた。1位はロンドン、2位はニューヨーク、3位はパリで、上位に大きな変動はなかった。
同ランキングは、6分野(経済、研究・開発、文化・交流、居住、環境、交通・アクセス)について、全70の指標を設けてスコアを算出した。
東京について見ると、「文化・交流」分野は昨年の6位から今年はワンランクアップした。海外からの訪問者数が増加したほか、留学生数や食事の魅力、外国人居住者数などの指標がスコアを押し上げた。ただ、トップ3都市と比べると、依然大きな開きがある。同研究所によると、この分野は東京の総合順位上昇のカギを握っているという。
また、「交通・アクセス」分野では、国際線直行便就航都市数、国際線旅客数が依然低水準で、東京の弱みとなっていることが分かった。
その他の都市では、シンガポール(5位)と香港(7位)が大きくスコアを伸ばした。シンガポールと東京の差は年々縮小しており、東京を急速に追い上げてきている。かつて勢いのあった上海(17位)や北京(18位)は、順位上昇をけん引してきた経済のスローダウンなどでスコアを落とした。
























