オリックス・リビング横浜に住宅型有老ホーム 「介護ロボ」積極導入 「将来見据え、先行投資」
住宅新報 2015年7月7日 号 3面
介護職の人手不足や負担軽減策として注目を集める「ロボット介護機器」。関東や関西で20棟以上の有料老人ホームを運営するオリックス・リビングは「積極的に導入していく」方針を掲げる。同社は11年に初めて千葉で運営するホームに、介護が必要な人をベッドや車イスから移動するときに使う「介護リフト」を導入。このほど神奈川県横浜市に開設した住宅型有料老人ホーム(総戸数189室)には、こうした介護リフトのほかに、センサーで入居者の動きを感知する「見守りシステム」や「電動歩行アシストカート」など5種類の機器を取り入れた。
「見守りシステム」は、入居者の転倒や転落を防ぐためのシステム。入居者がベッドから起き上がるなどの動作をセンサーで感知し、スタッフが持つモバイル端末に通知する。スタッフは映し出されたシルエット画像を確認し、必要に応じてサポートする。実証実験では、転倒回数が導入前と比べて半減したという。入居者の状況が映像で確認できるため、スタッフは緊急度に応じて優先順位をつけて対応できる。映像録画機能があるため、それを見て再発防止策につなげることも可能。
また、今回の物件では、4居室に「収納型コンパクトリフト」を導入した。壁面に収納できるサイズで、ベッドからトイレまでスムーズに移動できる。

























