リート物件改修で学生コンペ ADインベストメント・マネジメント主催 最優秀賞は京都工繊大の山口さん
住宅新報 2015年6月16日 号 3面
住宅特化型リート「アドバンス・レジデンス投資法人」の資産運用会社であるADインベストメント・マネジメント(高坂健司社長)は6月9日、「第1回RESIDIAリノベーションデザイン賃貸住環境学生コンペ」を開催した。当日は、応募総数82作品の中から、一次審査を通過した5作品の公開審査を行い、京都工芸繊維大学工芸科学部の山口昇さん(写真)の作品「時間(とき)のミルフィーユ」が最優秀賞を受賞した。同社によると、Jリート投資法人として、こうした学生向けコンペは初の試みという。
実際に都内で運用・管理している賃貸マンション「レジディア芝浦」内の一住戸(91年竣工、52m2・現状3DK)を改修するアイデアを募集した。デザイン面だけでなく、ターゲットとする入居者像や目標賃料、概算工事費などを含む「事業計画書」の提出も条件だった。
山口さんの作品は、幼児から大人への成長に伴う視界の変化に着目し、間仕切りに工夫を凝らした点が評価された。審査委員長を務めたブルースタジオ専務の大島芳彦氏は、「シンプルな手法でありながら、今までにない革新性があった。賃貸住宅は持ち家と異なり、設計段階で誰が暮らすのか分からないという特性がある。作りこみすぎず、生活者が住みこなす余地を残している点もよかった」と評価した。

























