オフィスビルディング研がシンポ ビルに「輻射空調」を 課題はコストよりも意識改革
住宅新報 2015年5月19日 号 3面

シンポジウム「輻射空調で差をつける! 快適・省エネ・健康オフィスビルへ」
オフィスビルディング研究所(本田広昭代表取締役)は5月13日、都内でシンポジウム「輻射空調で差をつける! 快適・省エネ・健康オフィスビルへ」を開催した(写真)。「ワーカー絶賛! 輻射空調」(オフィスビルディング研究所編、太田三津子著)の出版を記念して開かれた。冷却(加熱)した空気を吹き出す従来型のエアコンとは異なり、輻射空調は水で天井面を冷やし(温め)、直接熱をやりとりすることで冷暖房する。CO2排出量削減や快適性の観点からヨーロッパのオフィスビルでは普及しているが、日本での導入事例はまだ少ない。
基調講演では、デンマーク工科大学教授で米国暖房冷凍空調学会副会長のビアネ・オレセン氏が「進化するヨーロッパの輻射空調」と題して、輻射空調の利点や導入例を紹介。普及の背景には、建築物の省エネ性を求める法規制の役割が大きいことも指摘した。
また後半は、「輻射空調という選択肢~導入実例」をテーマにパネルディスカッションを行った。既に本社フロアやテナントビルに輻射空調を実験的に導入している三菱地所の事例が紹介された。
























