点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 「私募ファンド」シリーズ33総括前半 資金の性質で大きな違い 運用期間の有無は一長一短
住宅新報 2015年3月3日 号 5面
連載: 点検 不動産投資
本シリーズの初回に整理したように、「私募ファンド」はプライベートファンドとも呼ばれ、少数の投資家(50名未満)から資金を集めるファンド(少人数私募)、あるいはプロ(適格機関投資家等)を対象とするファンド(プロ私募)のいずれかの形態から成り立っています。
いずれにせよ、限られた投資家から資金を調達して、不動産に投資しているのが私募ファンドであり、この点が上場して個人を含む多種多様な投資家から資金を集めているJリート(日本版不動産投資信託)との大きな違いとなっています。このため、私募ファンドの不動産投資残高は約16兆円とJリートを凌駕しているのにもかかわらず、その実態は広く一般に知られることにはなっていません。
以下では、今次インタビューを通じて得られた私募ファンドの特徴をいくつかの視点から整理していくことにします。
























