点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 「私募ファンド」シリーズ28 付加価値生む〝立体緑園都市〟 森ビル不動産投資顧問代表取締役社長村岡貞男氏に聞く
住宅新報 2015年1月27日 号 13面
連載: 点検 不動産投資

村岡貞男社長
「私募ファンド」シリーズ28回目は、森ビル不動産投資顧問代表取締役社長の村岡貞男氏へのインタビュー前半。2000年に東京・六本木にある「アークヒルズ」を証券化したのを皮切りに、不動産ファンド事業に参入。目下、グループの枠組みを超えた不動産ファンド事業へとすそ野を広げつつある森ビルグループの動向や市場展望などを同氏に聞いた。
――初めに森ビルグループ全体の事業状況についてご説明をお願いします。
村岡氏 森ビルは「バーティカルガーデンシティ(立体緑園都市)」という考え方を基本概念に街づくりに取り組んでいる。オフィス・商業・住宅といった機能をコンパクトに縦方向に集約化すると同時に、周辺に生まれる空地・空間を積極的に緑化することで、効率的かつ憩いと潤いのある街を築く考え方だ。都心居住が進み通勤時間が短くなると余暇を楽しむゆとりが増え、クオリティ・オブ・ライフを高めることにつながる。また複合的な街づくりにおいては、一つひとつの建物の管理をしっかりと行って価値を高めることは当然として、一体的な運営によってさらなる付加価値を生み出し、街全体の価値を高めている。
























